紫川水上劇場
北九州市、小倉の真ん中を流れる紫川。
河口に工業地帯を持つこの川は、一昔前まで水は濁り、川底にはヘドロがたまっていた。だが現在では多くの人の努力により、アユも昇るきれいな川に変わった。いや、きれいな川に戻ったのだ。 紫川という名の由来は数々ある。
その一つを題材として、紫川の水上舞台で芝居を開催する。
題材は、海賊に襲われた河口の村が、川上の村に助けを求めるというもの。
助けを求めに来た青年エビスと、川上の村長の妹ムラサキとのロマンスがあり、エビスを心配したムラサキが藍染の実を川に流したことから、川が紫色に染まったことで「紫川」と言われるようになったと伝えられている。
舞台は勝山公園の水上ステージ。川を利用し、船を浮かべた海賊のシーンなども構想中とのこと。
演出は北九州に所縁の深いドイツの演出家、ペーター・ゲスナーさん、地元劇団主宰の大塚恵美子さん。脚本は、『卒業写真』等で今話題の、高坂圭さん。音楽は北九州で活動を続ける谷本仰さん。イメージ曲はピアニストの熊本陵平さん。
たぶん、このメンバーで芝居ができるのは今回限りと言われている。
開催予定は、2008年8月下旬。客席は500席。公演回数は5回。
これだけ大きな芝居なのに、民間の実行委員会が主体で開催しようとしているのだ。この芝居にかかわるすべての人が現在は無給。まずは公演費用を集めることから始めている。協賛・後援団体を募集している。
詳細はホームページにて。http://t-etc.net/murasaki2008/
市民特派員: 廣田芳佳
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